感染症対策について
寒さが本格化し、この時期はインフルエンザ等感染症の流行が心配されます。
社会福祉法人ウェルネスケアでも、感染症への理解を深めると共に対策を行っています。
今回はそのいくつかをご紹介いたします。
まず、毎年11月頃から利用者様と接する職員やご面会の方には、マスクの着用と検温をお願いしています。その上で発熱・咳・下痢・嘔吐等の症状がある方には面会をご遠慮頂いております。
利用者様と職員にはインフルエンザワクチンの接種を行い、日頃より手洗い・うがいの徹底を促しています。また体調管理に努め、利用者様のお部屋の室温調節・加湿に気をつけています。
同じく冬に流行しますノロウイルスは、医務が定期的に社内研修を行い、職員は積極的に参加してもらっています。どのようにノロウイルス感染を防ぐのか、感染者の汚物処理の仕方等を実践的に学びます。写真は先日行われた研修時のものです。
《ノロウイルスによる感染性胃腸炎とは》
人の手指や食品を介して感染し、腹痛・嘔吐・下痢などの症状を引き起こします。
ノロウイルスは感染力が強く、潜伏期は1~2日で発症し3~4日で軽快します。
感染経路
汚物による接触感染、調理による接触感染、食品(二枚貝の牡蠣・シジミ・アサリ)による感染、飲料水による感染があります。
発生場所
飲食店・旅館・ホテルなどで多い
予防策
・手洗いをする。
・食品はしっかり加熱をする。特に貝類は注意する。
・キッチンや調理器具の消毒を次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)でする。
・汚物の処理・ドアノブ・トイレは次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)でする。